こんにちは。まさどな(@km_nh8)です。
サッカーが好きな人なら「ACL決勝戦の現地観戦」を夢みるのではないでしょうか。わたしも「人生で一度は観たい」と思い、2019年-20年大会でその夢を叶えました。
本記事を読んで「ACLを現地観戦したい」と思った人は、2020年-21年大会で試合を観に行ってみてください。
一生の思い出になりますよ!
アジアNo.1サッカークラブを決める大会「ACL」
ACLってそもそもどんな大会?
ざっくりと解説します。
ACLは「AFC CHAMPIONS LEAGUE」の略称で、アジアNo.1サッカークラブを決める大会です。2002年-03年に第一回大会が開催され、今年は17回目の開催となりました。
これまでに日本の浦和レッズ、鹿島アントラーズがそれぞれ2度頂点に立っています。
2019年-20年大会では「川崎フロンターレ」・「サンフレッチェ広島」・「鹿島アントラーズ」・「浦和レッズ」が日本の代表チームとして出場し、浦和レッズが決勝戦まで勝ち進みました。
アジア屈指の名門2チーム
わたしが観戦した試合は「浦和レッズ vs アルヒラル」。ACLトーナメントはホームアンドアウェーの2ラウンド制で、その第2戦を浦和レッズのホーム「埼玉スタジアム」で観戦しました。(第1戦のアウェーでは0-1で敗北)
面白いことに2017年-18年 Finalでも両者は顔を合わせており、2年ぶりの再戦が決勝戦。2年前は浦和レッズが勝利を収めているため、アルヒラルにとっては絶好のリベンジの舞台といえます。
浦和レッズ
これまでにACLを2度制覇している浦和レッズ。今大会では3度目の頂点を目指します。3度目のタイトルを獲得することができれば、アジア史上初めてのクラブとなるため歴史に名を刻めるか注目です。
なお、2017年-18年大会から3年連続で日本のクラブが決勝の舞台に登場しています。近年の日本クラブの強さが垣間見えますね。
アルヒラル
国内では15回のリーグ優勝を達成するなど、圧倒的な強さを見せるアルヒラル。ACLの頂点に立ったことはありませんが、この6年間で3度の決勝進出を果たすなど実力は本物です。
初優勝を目指して浦和レッズと戦います。
注目は両エースストライカー
①興梠 慎三 (浦和レッズ)
点取り屋だけでなく、チャンスメーカーとしてもチームを牽引するエースストライカー。ここ7シーズンで全ての公式大会を合わせて「年平均19得点以上」をたたき出すなど、浦和レッズのタイトルに大きく貢献してきたスーパースターです。
②バフェティンビ・ゴミス
2017年-18年シーズンのトルコスーパーリーグで、得点王に輝きガラタサライのリーグ優勝に大きく貢献したゴミス。高い身体能力でゴールを量産する点取り屋です。かつてはフランス代表にも選ばれています。
ACL決勝戦「浦和レッズ vs アルヒラル」
特別な舞台
浦和レッズは力の差を見せつけられました。
アルヒラルが悲願の初優勝を達成する形で大会が終了しました。
ACL決勝戦では、「国と国のプライドをかけた闘いであること」がひしひしと伝わってきました。それも選手だけではありません。浦和レッズ、アルヒラルの両サポーターからも感じとれました。
アジアNo.1が決まる瞬間をこの目で見られる
そう思うと胸が高まりますし、アジアチャンピオンを決めるビックタイトルなだけに「緊張感漂う雰囲気」が終始スタジアムにありました。
考察
ACL決勝戦をわたしなりに考察をしました。
まず、アルヒラルは強かった。決勝戦で浦和レッズが敗れたために、悔しい気持ちになるかと思いましたが、そうはなりませんでした。理由は力の差が歴然だったからです。浦和レッズも健闘はしたものの「個の力」・「チーム力」共に及ばなかったように感じます。
先ほど紹介したゴミスだけでなく、イタリアの名門ユベントスで活躍した元イタリア代表ジョビンコなど世界で活躍できるレベルの選手が在籍しています。
決勝戦では彼らの爆発的な個の力に崩される場面が多々あったため、個の力で状況を打破できる選手が浦和レッズにいれば状況は変わっていたかもしれません。
アルヒラルは、サウジアラビアのチームなのでサウジアラビア出身の選手が大多数を占めます。
その中でゴミスはフランス、ジョビンコはイタリア国籍といわば助っ人外国人ですが、彼らを含めた全選手が「攻撃面だけでなく献身的な守備でもチームに貢献する」・「個人プレーに走らない、チームの戦い方を理解したプレーする」などFor the Team(チームのためのプレー)が印象的なチームでした。
最後に
優勝したアルヒラルは、アジア代表としてFIFAクラブワールドカップ2019(世界No.1のサッカークラブを決める大会)に出場します。
※大会期間 : 2019年12月11~21日@カタール
アルアハリには、アジアのレベルの高さを世界中に証明してもらいたいところです。
以上、まさどな(@km_nh8)でした。
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