こんにちは。まさどな(@km_nh8)です。
何度も何度も巨大な岩を駆け上がるハードワーク。山頂付近の難所・垂直の鎖場。
山頂までの道のりが本当にダイナミックで、岩山の魅力を教えてくれた山でした。
今回ご紹介するのは、岩手県にある日本百名山の早池峰山です。
早池峰山はどんな山?山頂までの険しい道のりとは?
早池峰山の基本情報
▽場所はこちら
早池峰山は、地形の生い立ちが最も古い山の一つに数えられている峰。昭和57年に国定公園にも指定されています。
山頂は宮古市・遠野市・花巻市の3つの市の境界となっています。山頂で3つの市を跨ぐことができる、というのはなんだか不思議な感じがしますね。
冒頭でもお伝えしましたが、あちこちに点在する巨岩が特徴で「サバイバル感覚の登山」が楽しめます!数多くの高山植物が生息する、花の百名山としても有名です。
想像してみてください。
巨岩×高山植物×北上高地最高峰
どうですか?ワクワクしませんか?
あなたの想像通り、いやそれ以上に楽しめる山だと断言できます。
早池峰山の見どころ
早池峰山の見どころはこちらの3つです。(上からおすすめ順)
順を追って解説します。
鎖場を駆け上がるハラハラ感
早池峰山の一番の見どころは、鎖場だと思います。
山頂手前で垂直のハシゴが私たちを迎えてくれます。この垂直のハシゴを目当てに訪れる登山家も多いのではないでしょうか。
こちらのハシゴは二段階ありまして、総距離にして50mくらいという感覚です。
足がすくまないか(登れるか)少々不安でしたが、人間いざという時にはできるもんで、案外すんなりと登れました。(笑)
というよりも、初めての鎖場だったのでめちゃくちゃ楽しめました。
山頂付近に鎖場がありますので、あなたも鎖場を楽しみに頂上を目指してみてください!
巨岩との闘い
岩、岩、岩。まるでインディージョーンズの世界観。
巨大な岩をよじ登っても、再び私たちの前に大きな岩が立ち塞がります。ふと上を見上げると、山頂まで果てしなく続く岩の数々…絶望感すら覚えます。
絶望感を抱いたのも束の間、岩を登りに登っていると自分がいつの間にかリズムカルに動いていることに気づきました。
間違いなく巨石はカラダに負荷がかかりますが、体力に自身のある方は慣れてくるとスイスイと山頂に進んでいけると思います。
「巨岩を登っていける自信がない…」という方は、トレッキングポールがあるとカラダへの負担を軽減してくれます。効果があるの?と思われるかもしれませんが、効果大です。電動自転車のような感覚です。
お花の楽園を見て楽しむ

さすがは花の百名山。岩場だけではありません。色とりどりの花が咲き乱れています。(ハヤチネウスユキソウやナンブイヌナズナが有名みたい)
わたしが早池峰山を登った時はあいにくの空模様でしたが、青空が広がった日はさぞ美しいことでしょう。
お花の知識を付けたら登山をより一層楽しめるんだろうなぁ〜とも感じました!
【山頂】早池峰山

山頂には、ごらんのような石像?が祀られています。
標高1,917mからの眺望は、本来ならば北上山地の山々や奥羽山脈、遠くに三陸の海まで見渡せますが、雲に覆われていたため、残念ながらその景色は楽しめませんでした。(心残りではあります…)
またリベンジしたいものです。

山頂には赤色の屋根をした避難小屋もあります。なんだか可愛いらしいですね!
登山は3時間15分

最もスタンダードな小田越コースで登山をしました。(※河原の坊コースは、大雨による崩落に伴い、平成28年5月28日から通行禁止)
小田越登山口には駐車場がないため、車で訪れる方は原の坊駐車場を利用する必要があります。
わたしの登山時間は「上山:1時間45分、下山:1時30分。トータルで3時間15分」でした。
はじめに原の坊駐車場から小田越登山口に向かいました。2km(30分)ほど歩けば登山口に着きます。

ここまで来て、よーやくのスタートです。
最初は狭く平坦な登山道ですが、15分くらい歩くと道が開けます。
道が開けたその先には、
うわー!と思わず声が出でしまいました。それくらい見ごたえがある光景が広がっています。

巨岩を登り一合目、そして五合目を通過。(原の坊駐車場から3.5km)
五合目からさらに10分くらい進むと醍醐味の鎖場とご対面です!鎖場を突破したら、15分ほど歩いた先に山頂があるといったコースです。(原の坊駐車場から4.5km)
下山は来た道をそのまま下り、原の坊駐車場まで戻ればOKです。
まとめ

本記事では、早池峰山の登山活動記を紹介しました。
早池峰山での登山をきっかけに、わたしは岩山が好きになりました。巨岩を駆け上がるワクワク感・鎖場を駆け上がる時のあの気持ちの高ぶりを、ぜひあなたにも体感してほしいなと思います。
以上、まさどな(@km_nh8)でした。
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